ANTOS（アントス）のボクシーダブルブレステッドブレザー＆セイラートラウザーズ（チャコール）です。

夏もsetup
今期ピックしたブランド、antos(アントス)
ビキビキ、バキバキ、シッカリ、カッチリのセットアップは自社で、やれてしまえるのでセットアップの買い付けはハードルが上がる（part2）明確に言語化が難しいけど、醸し出す独自性、空気感、雰囲気がキーとなる。
あとセットアップの完成度そしてダブルジャケットの場合はカジュアルに抜けるか、どうか構築的過ぎると懐古的に陥るし、かと言って安直にライトな作りにすると一発で安っぽくなるあとフロントを留めない時のフロントカットのハの字の角度特にパンツのポケットに手を入れた時に裾先が外へ逃げる感じが重要。
antosは、その理想を体現している。

以下のブランド説明が秀逸すぎるので、そのまま転載しますホントにコレが全てを表してます。
トレンドではなくエレガンス・タイムレス。大人の品と艶を織り交ぜた世界。GIORGIO ARMANIにてデザイナーとしてのセンスを発揮し、その後スイス、ロンドン、ロサンゼルス、ワルシャワ、香港、そして現在は東京と世界各地に身を置く。その過程で世界の文化やデザインに触れ、これまで培った経験・知識・技術に、伝統と革新を融合させ生み出した新しいハンドクラフト ”ソフト・テーラリング” 軸に究極の着心地とスタイルを追求。ALL MADE IN JAPANにこだわり精妙なハンドクラフトで仕立て、ディテールにも徹底した至高のシンプル・ラグジュアリーは 全て特別な極上素材で表現 心地よさと優雅さを大切にし、ルールやトレンドに逆らうことを恐れない現代の方々にANTOS. は大量生産型ではない特別な1着を提供します。

DESIGNERはRafal Antos
彼の経歴の中で外せないワード、GIORGIO ARMANIでのデザイナーとして経験はフラグとしてでは無く、デザインに通底するものを探る意味としてマストな要素antos＝ソフトテーラリング正に望んでいた自前で出せないスーツスタイル今回採用した生地は尾州産のリネン72%＆ウール28%の生地尾州産、フランスやベルギー産のリネンとは一つステージが変わる適度な膨らみとソフトなタッチリネンの特性を活かしてシワをシッカリ入れて着用した時にウール混の良さ（キックバック性）が引き出されて鋭角なシワではなく空気を孕んだカーブを描くようなシワの入り方がコットンでいう所の洗い晒しの良さで有名なポプリン素材のような雰囲気

そこに組下になるLOSE FIT TROUSERSの大人シルエットハイバックでセーラーパンツのような雰囲気を持つディテールが更に重厚感を与えていて、それでいて穿き込むとクリースが消えてカジュアルで野生味が増す感じ願わくば足元はエスバトリーユを合わせたい
勿論、生地の膨よかな特性が活かされた、このシルエットは穿き込むほどにユルユルなリラックス感が増していくので更に唯一無二なオーラを放ちます
ソフトテーラリングはデイリーウェアであり、カジュアルウェアにも成り得る、ラグジュアリーなセットアップです
着用画像はちょっと真面目にシャツ合わせですが、着込んでシワっシワになった頃にはリブ太めのクルーネックTEEにサンダル履きで、リゾートな雰囲気でバサっと羽織りたいものです
パンツ単品使いなら、足元は最薄ソールのadidas tokyo、80'sのちょっとダサいバランスも是非、お勧めしたい