店頭販売：10月31日開始
オンライン販売：11月3日

MAATEE & SONS（マーティーアンドサンズ）のダブルギャザードジャケット スーパ−200シャークスキン（グレイ）です。

なんと言っても生地。スーパー200の極細番手のウールシャークスキン。
ですが本来シャークスキンと言えば表面の毛羽をカットするクリア仕上げを施すのですが、こちらは洗いを掛けたことで露出した少しの毛羽を残しており特徴的な綾目がぼんやり霞むような表情に仕上げています。
ですが元々のシャークスキンの綾織が毛羽の奥の方に感じることが出来ます。
シャークスキンと言えば、クラッシック、ドレスの代名詞的な生地の一つで、カジュアルスタイルとは相性が良くないとされてきた生地ですがす、このひねりを加えた仕上げによってカジュアルスタイルにも適応してくれます。

そしてカシミヤのお陰でシャークスキン特有のザラッとしたタッチは軽減され、程よい柔らかな触感の奥に綾織らしいハリコシを感じる質感になっています。
ジャケットに絶対条件の型崩れしない為の特性を芯地などの副資材だけで担保する訳ではなく生地自体が、その要素として活かされています。
故に着用した時のシルエットが常に美しく保たれ、カジュアルアイテムで崩したコーディネートを組んでも、しっかりドレスの様相を感じさせてくれます。

襟ののぼりを控えめにし、肩山でコンケープしないようになだらかなナチュラルショルダーはダブルのトラッド感を抑える役目を果たしてくれているので、カジュアルなボトムやインナーとの組み合わせがし易くなっています。

そして意外に見落としがちなライニングの素材、キュプラやポリエステルのような生地が一般的ですが、秋から冬にかけての季節を考えるとシルク素材の方が保温性もあり、何より見た目の雰囲気もカジュアルに仕上がります。
気負わずラフに羽織る着用イメージが、こう言った細部で感じることができるのも気分を上げてくれます。

今の気分としては少しフィットしたボトムスとの組み合わせでフレンチなコーディネートがお勧めですが、トレンドは気にせずバサっとラフに羽織て、ゆるっとリラックスラインのボトムスコーデの往年のクラシックスタイルこそ、ポテンシャルを発揮するスタイルだと思います。

組下はこちらのイージーパンツです。
(MAATEE&SONS) EASY PT - GRY