[pero]
当店も、7周年を向かえ、様々な拘りあるブランドと出会ってきました。
しかし、ここまでの拘り。いえ、拘りを超えた、やりすぎな作りはなかったでしょう。
全てのアイテムは、ハンドメイドで仕上げられ、しかも、そのハンドメイドのクオリティは超絶技巧と言わざるを得ず、「やりすぎ」感さえもあります。
こちらのシャツは、身頃、袖、ヨーク、脇線に至るまで、隙間が開いたまま、ハンドで繋がれています。
多少なりと、私も洋服のつくりを学び、知っているつもりでしたが、「どうなっているのかわからない」
それほどまでのクオリティ。
ここまでの、技巧を見せ付けながらも、[pero]の赤の刺繍がなんとも、アーティスティックな印象を醸し出しています。
変態臭を漂わせる技巧に、一滴だけポップさを垂らしたような刺繍の佇まいは、ヤン・シュヴァンクマイエルの、それを思わせます。
着こなしは、下の画像のように、ざっくりとボタンをあけてしまい、[pero]の持つ、フェロモンを全快にして着こなしていただくのがいいでしょう。
「やりすぎ」と、ご紹介させていただく程の作りですが、着こなしは、どんなスタイルにも取り入れやすく、他を拒絶する「やりすぎ」にはなっていない事が、独り善がりではなくて、いいんです。
お勧めするなら、ストンと裾まで落ちたような、ワイドめのパンツがお勧めです。
生地の表情は、Bergfabel 、ハンドメイドの作りとしては、Paul Harnden。
引き合いに出されるなら、こういったブランドになるのかもしれませんが、peroは、有名どころの、両ブランドとも違った切り口で、購買意欲を掻き立ててきます。
Bergfabelはポプリが、付属していて、五感の嗅覚にも訴えかけてくる。
Paul Harndenは、職人臭を漂わせ、深く知りたいという好奇心に訴えかけてくる。
そんなイメージです。
peroは、あえて表現するならば、内臓の感覚にまで、訴えかけてくる。
心を震わせるイメージです。
是非、心を震わせるハンドメイド服を、ご覧になって下さい。
「pero] ←をクリック頂けますと、商品ラインナップをご覧頂けます。