Graphpaper Frameworkは、現代の都市生活者に相応しいワードローブをフレーミングする。
消費的な流行(ファッション)とは異なる主観的な視点で。
そんなGraphpaperの研究室より、
ディレクター南貴之氏のこだわりが詰まった
見るからに普通だけど、”良い”オックスフォードシャツが入荷しました。
「ななこ織り」と呼ばれる平織りの変形組織の1種。
通常はたてよこ1本ずつの糸を交差させて織るところ、
たてよこ両方に2本以上の糸を引き揃えて織る。
これがオックスフォードです。
20~40番手という太めの糸を組み合わせて織られるため、厚手で丈夫な生地が特徴です。
その他にも10番手の糸を使った「ヘビーオックス」や、
80~100番手の細い糸を使った
ドレッシーな印象の「ピンポイントオックス」、
更に細い100~140番手の糸を使用したとても滑らかで
光沢感の強い「ロイヤルオックス」・・・
オックスフォードと一括りにしても、様々な表情の生地が存在します。
今回ご紹介するシャツは、野暮ったい厚手のオックスフォードを見事に昇華させた一着。
オックスフォードといえば、ごわつきや縮みが気になってしまうこともしばしば・・・。
そんな従来のマイナスイメージを払拭した、ハリコシがありながらもとても滑らかな素晴らしい生地となっています。
「ぜひ一度店頭で袖を通してみてほしい。」
そう強く感じる一着です。
オックスフォードシャツといえば、ブルックスブラザーズの
ボダン・ダウンシャツを思い浮かべる人も多いはず。
ブルックスブラザーズのアメリカントラッドを踏襲しつつも、
ディレクター南氏が好きだったという
80年代ポロ ラルフ ローレンのビッグB.Dシャツ、
中でも古着で見つけた「バンドカラーのB.Dシャツ」をGraphpaperらしく再現しています。
(バンドカラーなのにB.Dという違和感をあえて再現したかったのだとか。)
身幅や前立てはラルフローレンのカジュアル感を、
襟元や袖はブルックスブラザーズのドレス感を再編集。
BOXシルエットのオーバーサイズながらも、
首元はレギュラーサイズなので、
第一ボタンを締めていただてもビシッと決まります。
Graphpaperの特徴でもある「肩の傾斜」。
この傾斜により、なで肩や細身の人でも綺麗なシルエットが生まれます。
これは「オーバーサイズの服を痩せている人が着たらどう見えるか」という視点でディレクター南氏が追求したこだわりの一つ。
その他にも、カジュアルシャツだけど縫製はドレスシャツ仕様に。
運針がとても細かく、ブランドのこだわりが見て取れます。
色について。
ホワイト、グレー、ネイビー、ブラックの4色展開。
縦糸に黒、横糸にグレーを用いた、奥行きのあるグレーはスタッフ一押しのカラーです。
ミリタリーな気分だったら、TANGENTのM-47に
formeのブラッチャープレーントゥで男らしく、
綺麗目に振りたければ、YAECAのCONTEMPOに
formeのサイドジップブーツでドレスカジュアル寄りに。
幅広いスタイリングに適応できる汎用性の高さも欲しくなる要素のひとつです。
ロングスリーブ、ハーフスリーブ共に、
4色セレクトしております。
まだまだ春夏を意識しにくい季節ですが、欲しくなる頃には無くなっていそうな・・・そんな予感です。
(GRAPHPAPER) OXFORD OVERSIZED S/S BAND COLLAR SHIRT(BLACK)
(GRAPHPAPER) OXFORD OVERSIZED S/S BAND COLLAR SHIRT(NAVY)
(GRAPHPAPER) OXFORD OVERSIZED S/S BAND COLLAR SHIRT(GRAY)
(GRAPHPAPER) OXFORD OVERSIZED S/S BAND COLLAR SHIRT(WHITE)
圧倒的なコストパフォーマンスも魅力的なGraphpaperのバンドカラーOXシャツ。
是非お早めに。
山口