AUBERGE(オーベルジュ)がこれまで数種発売し続けてきたボーダーカットソー。
今回、新たに本命とも呼べる新型が登場しました。その名はKURTY(カーティー)。
感の良い方ならモデル名から察しておられるでしょう、デザインソースは以下の、この方。
NIRVANAのボーカル&ギター、カート・コバーンが時折着用していた細いピッチのボーダーカットソーです。
90年代に出回ったカットソーでは珍しい細いネックパーツを身頃とフラットに縫製しているオーバーロックがフレンチな仕上がり。アメリカンなバインダーネックを選択しないところにカートのファッションセンスが伺えます。
かたやAUBERGE(オーベルジュ)のカーティーは、カート・コバーンのサイジングよりも若干ゆとりを持たせたシルエットなのでレギュラーフィットのボトムスも現代的なワイドシルエットのボトムスも広範囲にコーディネートしやすくアップデートしています。
そして、2つのボーダーカットソーと言えば、ココ。こちらも、その名の通りココシャネルが着用していたカットソーがデザインソース。袖をラフにキュッと捲し上げたカジュアルな着こなしがキュートですね。
AUBERGE流に解釈されたココは、こちら。シャネル同様に袖口がキュッと絞られて捲り上げた時に二の腕部分に生地がふんわり溜まるボリュームが良い感じです。
ネイビーの縞がカスれてしまったようなブルーグレーの縞模様は秋~冬に掛けての差し色使いに最適ですね。
最後は此方。フランスが誇る永遠の妹、シャルロットゲンズブールが13歳の時に着用していたボーダーカットソーがデザインソース。ショルダー部分のパネル切り替えがアクセントになっています。
この身幅や袖のボリュームが、良いですね。
此方をAUBERGEが料理したのが此方のビッグシャルロット。グッとモダンな仕上がりになっています。カジュアルな装いだけでなく、スラックスとドレスシューズにもマッチしような上質なスヴィンコットンの艶、上品なフレンチシック。良いですね。
日本人の体型や趣向と親和性も高いフレンチカジュアルの中から、今着用したい3種のボーダーカットソーでした。
シャツに重ねても良し、トラッドにもモードにも着こなせるアイテムです。
背景に見えるストーリーで選ぶのも良いかも知れませんね。