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【forme】デザイナーと製甲工房とのリレーションで生まれたホールカットローファー

新型のホールカット仕様のスリッポン(ローファー)です。
一見ホールカットのスリップオンですが甲部にサドルストラップを思わせるステッチが配されていて、こちらはデザイナーの小島氏が普段行なっている、木型の上にデザイン線を乗せる行為をステッチワークで実際の靴のデザインに置き換えたものです。




木型は12番(ローファー専用の木型)
ワイズは少しゆとりを持たせた設計になっていますが、縫い目のないホールカットやコバをアッパーのカラーと一体にしたことで見た目は、シャープな印象になっています。
手で吊り込むグッドイヤーウェルテッド製法を用いている為、インソールの沈みも荷重に合わせて足型に馴染んでいきますので、週2回ペースの着用頻度であれば半年ほどでスニーカー並みに足に馴染みます。



アッパーにはホースレザーの”CLASS”を採用。
所謂、コードバン層付近の馬の臀部の革でコードバンに近い肌理の細かさと艶が特徴です。

「Gwen」はクローザー(製甲工房)と小島氏とやりとりする中でパターンが仕上がったそうで甲部のステッチは1本目はあらかじめ線を引いているが2本目は1本目の線をもとに、職人が見当で縫っていくそう。
また自社運営の工房ではハンドラスティング、機械を使わず手作業で木型にアッパーをつりこむ作業が行われており「場所によって力の加減を変えながら、木型に沿わせ、デザイン通りの形になるように吊りこんでいき、一足20分程度でテンポよく仕上げていく熟練の職人によって仕上げられている。

(FORME) GWEN-Class – BLACK

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