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【AUBERGE】ココ・シャネルに魅せられて


「ファッションは色あせるけど、
 
 スタイルは変わらないの。」

アパレル史上、最も重要な人物といっても過言ではない

ガブリエル・ココ・シャネルの名言。

そんなシャネルのスタイルをAUBERGEらしく

現代版へとアップデートさせた不動の定番、

ボーダーカットソー「COCO」。

今回はそんな至極のカットソーのご紹介です。


1930年、フレンチリヴィエラ、
ロクブリュヌ=カップ=マルタンの自邸前で、愛犬ジゴとともに。
Photo: Granger/REX/Shutterstock

このカットソーのルーツは、いわゆるバスクシャツ。

バスクシャツの起源は16世紀頃までさかのぼります。

(ちなみにフランスではバスクシャツと呼ばないらしい)

スペイン国境に程近いフランス バスク地方で、

漁師や船乗りが着ていたコットン素材の手編みセーター。

耐久性が高いヘビーウェイトなコットン素材、

船上での作業の邪魔にならない七部丈、

水に濡れても着脱しやすいボートネック、

海に転落した時に発見されやすいボーダー柄、

船乗りにうってつけのワークウェアがバスクシャツの始まり。

その後、ナポレオン3世により、

1850年代にフランス海軍の制服として採用され、

ワークウェアからミリタリーウェアへと発展します。

そんな歴史あるバスクシャツが、

ファッションシーンに加わることとなったきっかけ、

それは言わずもがなガブリエル・ココ・シャネルでした。

彼女も普段着として愛用していたバスクシャツ。

その一枚の写真から、ボーダーピッチを割り出し、

AUBERGEのこだわり満載のものづくりで、

現代へと蘇らせたのが”COCO”です。


最大の特徴は、やはり「生地」。

かなり滑らかで光沢感がある美しい生地。

手に取ると思わずため息が出るくらい素晴らしい。

その秘密は素材に隠されています。

このカットソーの素材、

それは希少な超長綿「スビンコットン」です。

スビンコットンとは、

インド由来の超長綿SUJATA(スジャータ)と

カリブ海で栽培される超長綿、

シーアイランドコットンSt.VINCENT(ヴィンセント)を

掛け合わせて生まれたサラブレッドな超長綿。

それぞれの頭文字を取って、SUVIN(スビン)です。

そもそも超長綿とは・・・

コットン(綿)は繊維の長さで4種類に分類されており、

超長綿は繊維長が35mm以上のもの。

世界全体の年間コットン生産量は約2600万トン。

超長綿はその内のわずか1.5%だと言われています。

そんな超長綿にも種類があり、

アメリカのスーピマコットン、
(某アパレルメーカーでお馴染み)

エジプトのギザコットン、

中国の新疆綿、

この3つが世界三大綿なんて言われています。

超長綿自体が希少なのですが、

スビンコットンはそんな世界三大綿を差し置いて、

圧倒的に希少な高級素材です。

どれぐらい希少かというと、

スーピマコットンの年間生産量約15万トンに対して、

スビンコットンはわずか200トンです。

そんなスビンコットンの中でも、さらに希少な

より純度が高いファーストピック(初摘み)の

「スビンゴールド」を使用しています。

長々と書きましたが、

要するに超贅沢素材のカットソーなわけです。


素晴らしい素材を一層引き立てるのは、

AUBERGEの「ものづくり」。

スビンコットンはゆるく編むのが一般的ですが、

このカットソー「超度詰め」で編んでいます。

これでもかと言うぐらい詰めて編むことで、

しっかりとしたハリと光沢感が生まれ、

男性が着ても体の線が出すぎることがありません。

また、30番手の細い糸を使用しているので、

軽めの着用感で、夏でも問題なく着用いただけます。


次にディテール。

個人的に一番気に入っているのは、

この絶妙な幅のボートネック。

ボートネックは天幅の加減がかなり重要だと思っていて、

広すぎるとフェミニンな印象が強く、

インナーにも困る。

狭すぎるとボートネックの雰囲気が出ない。

そんな悩みを一気に解決してくれるのが、

AUBERGEのバスクシャツです。

これは実際に着てみてください。

僕の言っていることに納得いただけるはずです。

続いて、袖について。

COCOは袖の仕様が工夫されていて、

腕まくりすると袖口が止まります。

まさに写真のシャネルの真似を出来るわけです。

この仕組みの正体は袖口が絞られていること。

実際に広げて見てもえれば、

袖口にかけてキュッと絞られているのが分かります。


そして色味。

ボーダー柄って少し子供っぽく見えることありますよね。

このエクリュ×ブラウンの色味が、

最高に大人っぽさを演出してくれます。

中々こういった色味のボーダーは見つからないんです。

スタイリングは、フレア気味のパンツにタックインで、

腕まくりして、シャネルのマネしちゃって。

AURALEEのデニムPARABOOTのreims

なんて合わせも素敵かなと思います。

2サイズ・2色入荷するも、好評につき、

エクリュ×ブラウンの44サイズ、

ラスト一点のみです・・・。

(こんなに長々と紹介したのに)

さあ、早い者勝ちです。

この値段を出す価値は必ずあります。

AUBERGE COCO(ECURU×BROWN

店頭でも、オンラインでも、

お待ちしております。

山口

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